× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
パルスィと魔理沙と勇儀の話。
思えば全員金髪ですね。 「はい」 「そんな訳で」 「連れてきちゃいましたー」 「付いてきちゃいましたー」 にこにこ。屈託のない笑顔がふたつ、目の前に咲き誇る。それは酷く無邪気で無性に腹立たしく妬ましい。 笑顔の一方、星熊勇儀がいやぁとこぼし、頭に手を回しながら訳を話した。 「魔理沙が旧都に来たいって云うからさぁー」 にこにこ。 笑顔の一方、霧雨魔理沙がでさぁとこぼし、腰に手を当てて続きを話した。 「そしたら勇儀が連れて行ってくれるって云うからさぁー」 にこにこ。 そして私は、そいつらの話を聞いて幻滅した。 「……あんたら、私がなんのために橋の番してると思ってんのよ」 この金髪どもめ。私もだけど! 目の前の能天気な金髪どもは私の言葉を聞いて首を傾げる。しかもタイミングが合ってる。こいつら電波でも飛ばしあっているのかしら。 確認するかのように二人で顔を見合わせ、こちらを向く。 「いや」 「それは」 最初の登場時と同じようにぽつりぽつりと言葉を紡いで、 「橋が友達」 「だからじゃないのか?」 いつか妬み殺す。 「ねー」じゃないわよ。何確認し合ってるのよ。妬み殺すわよ。 (悪ガキ二人。) パルさんと悪ガキ二人、もとい魔理沙と勇儀さん。後者の二人は絶対悪ガキ仲間だよねって。 なんでテスト直前なのに小話書いてんだろ……。 PR この記事にコメントする
|